2015年4月7日(金)
【映像と講演】 ルシアンの青春 パトリック・モディアノ原作×ルイ・マル監督
パトリック・モディアノ原作×ルイ・マル監督
『ルシアンの青春』
Patrick MODIANO × Louis MALLE
"Lacombe Lucien"
日 時:2015年4月7日(金) 17:00 (16:30開場)
場 所:日仏会館ホール(恵比寿駅より徒歩10分) 定員:120名
主 催:公益財団法人 日仏会館/TMF 日仏メディア交流協会
協 賛:アイ・ヴィー・シー/エモア
参加費: 主催団体の会員無料(非会員: 講演・懇親会費用として、一般1000円、学生500円)
お申込み方法:TMF事務局へメールまたはお電話でお申込みください。
17:00 開 会
17:05~19:25 DVD上映 『ルシアンの青春』(Lacombe Lucien)
1974 / France=R.F.A. / 140 min. / couleurs /日本語字幕付
監督:ルイ・マル/脚本:パトリック・モディアノ、ルイ・マル/
撮影:トニーノ・デッリ・コッリ/音楽:ジャンゴ・ラインハルト
出演:ピエール・ブレーズ、オーロール・クレマン、テレーゼ・ギーゼ
19:35~20:20 講 演 (堀江敏幸×川上あかね)+Q & A(会場より)
20:20~21:00 懇親会
作品紹介
1944年の初夏、第二次大戦も終焉を迎えつつあったフランス南西部の町フィジャック。そこの病院で清掃作業員として働く17歳のルシアンは、ふとしたことからナチスのゲシュタポとかかわるようになり、その手先としてレジスタンスの活動家やユダヤ人摘発の片棒を担ぐ日々を送っていた。だが、ユダヤ人仕立て屋の娘フランスを知るようになったことから、彼の運命は変わり始めた……。
昨年、ノーベル文学賞を受賞したパトリック・モディアノが、初めて映画の世界に足を踏み入れ、『地下鉄のザジ』の映画監督ルイ・マルとともに脚本を執筆した本作『ルシアンの青春』は、マルが長らくフランスを離れる契機となるとともに、モディアノのテーマでありノーベル賞の受賞理由ともなった「もっともとらえ難い人々の運命を召喚し、占領下の現実を暴露する記憶」が明らかにされた問題作でもあった。
フランス文学者で作家、そしてモディアノの小説『八月の日曜日』(水声社)の訳者でもある堀江敏幸さんと、英国在住のフランス文学者でモディアノ研究家、さらにはエッセー集『ケンブリッジの贈り物』(新潮社)でも知られる川上あかねさんのおふたりにご登壇いただき、モディアノと映画をめぐりつつ、お話をうかがう。
日仏メディア交流協会事務局(TMF)
担当:石月
03-5410-2654
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