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【映像と講演】フランス映画の知られざる監督と作品たち クロード・ミレール 『伴奏者』
(2015年03月06日)

フランス映画の知られざる監督と作品たち
クロード・ミレール 『伴奏者』
Les inconus de cinéma français
Claude MILLER "L'Accompagnatrice"

日 時:2015年3月6日(金) 18:00 (17:30開場)
場 所:日仏会館ホール(恵比寿駅より徒歩10分)  定員: 120名
主催:公益財団法人日仏会館/TMF 日仏メディア交流協会
協 賛:アイ・ヴィー・シー/エモア
参加費: 主催団体の会員無料(非会員: 講演・懇親会費用として、一般1000円、学生500円)
お申込み:日仏会館のウェブサイトのトップページの「イベント参加登録」からアカウ
  ントを作成し、事前申し込みまたは、TMF日仏メディア交流協会事務局までお申し込みく ださい。TEL:03-5410-2654

映像と講演 Conférence et Image
18:00 開 会
18:05~20:00 DVD上映 『伴奏者』(L'Accompagnatrice)
1992 / France / 112 min. / couleurs / 日本語字幕付
監督:クロード・ミレール/原作:ニーナ・ベルベーロワ/脚本:クロード・ミレール、
リュック・ベロー/撮影:イヴ・アンジェロ/音楽:アラン・ジョミ/製作:ジャン=ルイ・リヴィ
出演:ロマーヌ・ボーランジェ、エレナ・サフォノヴァ、リシャール・ボーランジェ
20:05~20:30 講 演 (翻訳家:松本百合子)+ Q & A(会場より)
20:30~21:00 懇親会

作品紹介
2012年に亡くなったクロード・ミレール監督は、ヌーヴェル・ヴァーグを受け継ぐ映画作家として『なまいきシャルロット』(1985)、『小さな泥棒』(1988)など、シャルロット・ゲンスブールのはつらつとした魅力を生かした作品のほか、イザベル・アジャーニの名を一躍知らしめた美しき犯罪ミステリー『死への逃避行』(1983)、そして戦時中のユダヤ人一家をめぐって秘匿された記憶を題材にした『ある秘密』(2009)など、幅広い作品を残した。
『伴奏者』は、そうしたクロード・ミレール作品にあって知られざる佳作だ。世界的に名を知られたオペラ歌手イレーヌと、その専属ピアニストとして影のようにつきしたがう少女ソフィー。つねに脚光を浴びるイレーヌに対するあこがれと同時に憎しみさえ混じった羨望を抱くソフィーと、ミレール監督のもうひとつのテーマだった第二次大戦を透かして描かれる、ある青春像……。
そしてそこにからむ〈音楽〉というもうひとつの要素。スコアを提供したのは、第二次大戦の悲劇の記憶から小説『無伴奏組曲』(アーティストハウス刊)を書いたアラン・ジョミ。訳者である松本百合子さんのお話とともに、『伴奏者』を再発見してみたい――。



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