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10/21(木)【講演会】ユーロ危機報道などにみる日本メディアの対応:報道現場からの視点 |
(2010年10月21日) |
日仏メディア交流協会(通称TMF・会長 磯村尚徳)は、日仏の文化、経済の交流を幅広く紹介しようという会です。この度、下記のように講演会を開催いたしますので、ご案内します。 2008年リーマン・ショックで米金融界発の衝撃が世界中に走りました。20世紀初頭の世界恐慌の再現こそ免れたものの、中東ドバイへ危機は飛び火し、09年にはギリシア財政破綻によるユーロ危機の発生を見ました。日本では「通貨ユーロの破綻、消滅?の始まり」と報じる向きさえあったほどです。いま世界で続発する金融危機は、現代の金融資本主義のあり方に警告を発しているばかりか、明日の日本経済にも関わる重大事態であります。それだけにメディアには冷静かつ正確な分析と報道が求められています。 この夏訪日したフランスのフィヨン首相は、日本の新聞・テレビは米英メディアの報道だけでなく、フランス・ドイツなどの情報をも参考にしてほしいという、異例の要望をしました。その指摘を一つの手掛かりとして、いずれもパリ特派員経験のあるベテラン・ジャーナリストに集まっていただき、それぞれの報道現場を踏まえ、金融危機報道を中心とした諸問題を討論してみたいと思います。後半は会場からの質疑応答を軸にさらに議論を広げる予定です。 ■日時 : 10月21日(木)18時30分開演(18時開場) ■場所 : 日仏会館ホール(日仏会館1階) ■パネリスト: 磯村 尚徳 (TMF会長・元NHK報道局長) ■司会 : 池村 俊郎 (読売新聞社調査研究本部 主任研究員) ■主催 : (財)日仏会館・日仏メディア交流協会 ■会費 : 日仏会館・日仏メディア交流協会・パリクラブ会員 無料 ■定員 : 120名 |
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