開催日:2024年10月31日(木)18:00~21:00
■形式:オンサイト(来場のみ)
■定員:130名
■参加費:TMF会員、学生は無料。一般1,000円
■主催:(公財)日仏会館、TMF日仏メディア交流協会
■協力:ザジフィルムズ
■講師:杉原賢彦(映画批評、目白大学)
■司会:渡辺真美(日仏会館 副理事長)
■上映作品:『落穂拾い』(原題 )
2000年製作/82分/フランス/日本語字幕
監督・脚本:アニエス・ヴァルダ
撮影:ディディエ・ルジェ、アニエス・ヴァルダほか
音楽:ジョアンナ・ブルゾヴィッチ
出演:アニエス・ヴァルダ
2000年、世紀の変わり目の年に1本の映画が誕生しました。 アニエス・ヴァルダ監督によるその映画『落穂拾い』は、フランスのさまざまな地に根ざして生きる人々を通して、「拾う」という行為がどのような意味を持つのかをドキュメンタリー映画として詳らかに描き出し、フランスはもちろん日本でも話題になりました。四半世紀を経たいま、『落穂拾い』はどのように見ることができるのか? そして、当時はまだ発展途上にあったディジタル・ヴィデオでの撮影は、いまや当たり前のものとなっています。技術進歩と(ドキュメンタリー)映画との関係性についても再検証してゆきます。 (杉原賢彦)