開催日:2023年11月14日(火)18:30~21:00
■場所:日仏会館 ホール
■定員:130名
■参加費:TMF会員は無料。一般1,000円、学生500円
■主催:(公財)日仏会館、TMF日仏メディア交流協会
■協力:テアトルプロモーション
本イベントは作品上映と講演で構成されています。
■講師:杉原賢彦(映画批評、目白大学)
■司会:渡辺真美(日仏会館 副理事長)
■上映作品:『ハッピー・バースデー 家族のいる時間』(原題 "Fete de famille")
2019年製作/100分 /フランス/日本語字幕
出演:セドリック・カーン、カトリーヌ・ドヌーヴ、エマニュエル・ベルコほか
監督:セドリック・カーン
1990年代初頭のフランスにデビューした監督たち。アルノー・デプレシャンやセドリック・クラピッシュをはじめ、いずれもが還暦を迎える歳となりました。« Bar de rail »(1991年)で長編デビューを果たしたセドリック・カーンは、第2作« Trop de bonheur »(1994年)でジャン・ヴィゴ賞を受け、早くからその才能が注目されていたひとり。がしかし、その後の歩みはけっして平坦なものではなかったのもまた確かです。
今回は、セドリック・カーンの歩んだ道をたどりながら、フランス映画のある傾向を考えてみたいと思います。(杉原賢彦)