延期となっております。
映画と文学 VIII
『ムード・インディゴ うたかたの日々』
100 歳になったボリス・ヴィアンのために
le cinéma
2013 / France / 131 min. / couleur / 日本語字幕付
監督:ミシェル・ゴンドリー/原作:ボリス・ヴィアン/脚本:ミシェル・ゴンドリー、
リュック・ボシ/撮影:クリストフ・ボーカルヌ/音楽:エティエンヌ・シャリ
出演:ロマン・デュリス、オドレー・トトゥ、オマール・シィ、シャルロット・ル= ボン
2020年、生誕100 年を迎えるシネアストは数多い。そして作家も。そのなかで、映画と文学(そ
して音楽も)と、ジャンルを横断してその名を残したのは、ボリス・ヴィアン(1920 - 1959)が
もっとも際だっているのではないだろうか。
代表作の『うたかたの日々(別邦題:日々の泡)』は、1968 年と2013 年の2 度にわたって映
画化されており、いまなお読み継がれる現代の名作だ。本作は、マルチ・アーティストとして活
躍するミシェル・ゴンドリーが、原作のもつポップ感を21 世紀風にアレンジして話題となった作
品でもある。デューク・エリントンのジャズを背景に、不治の病に冒された恋がヴィジュアルで
カラフルでせつない小説となって弾み、即興演奏にも似たグルーヴを醸し出す。
戦後すぐから1959 年まで、文字どおり時代を駆け抜けていったボリス・ヴィアンを、映画を通
して見直してみたい。
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