2015年10月02日(金)
【映像と講演】ポラール映画の誘惑 ジャック・ベッケル 「現金に手を出すな」 フランス人はなぜ犯罪映画を好むのか?
日時:
2015年10月02日(金曜) 18:00
会場:
日仏会館ホール - 渋谷区恵比寿3丁目
(projection de film et conférence) Le plaisir du 'polar' Jacques Becker "Touchez pas au grisbi". Les Français et les films policiers.
杉原 賢彦 (映画評論) Katsuhiko SUGIHARA (critique de cinéma)
参加費 主催団体の会員無料、非会員: 講演・懇親会費用として、一般1000円、学生500円
定員 120名 / 要事前予約
主催:公益財団法人日仏会館 / TMF日仏メディア交流協会
協賛:アイ・ヴィー・シー/エモア
要事前登録: Web申込みは終了しました。お電話にてお願いいたします(03-5424-1141)
日仏会館ウェブサイトのトップページの「イベント参加登録」からアカウントを作成し、事前申し込みをお願いいたします。インターネットを利用していない方はファックス(03-5424-1200)または電話(☎ 03-5424-1141)にて参加登録をお願いいたします。
18:00 開 会
18:05~19:45 DVD上映 『現金げんなまに手を出すな』(Touchez pas au grisbi)
1954 / France / 96 min. / noir et blanc / 日本語字幕付
監督:ジャック・ベッケル/原作:アルベール・シモナン/脚本:ジャック・ベッケル、
アルベール・シモナン、モーリス・グリフ/撮影:ピエール・モンタゼル
出演:ジャン・ギャバン、リノ・ヴァンチュラ、ポール・フランクール、ジャンヌ・モロー
19:50~20:20 講 演 + Q & A(会場より)
20:20~21:00 懇親会
作品紹介
かつて、「フランスにジャンル映画は存在しない」と言った映画作家がいた。
ところがどっこい、フランス映画で忘れてならないのが犯罪映画=ポラール映画だ。
第二次大戦後の1950年代、暗黒小説ロマン ノワールの勃興とともに数多くのポラール映画が誕生し、ジャン・ギャバンを再び銀幕の表舞台に載せ、リノ・ヴァンチュラやのちにアラン・ドロンなどなど、あまたの俳優たちに脚光を浴びせたフレンチ・ノワールの伝統と魅力を、その最大の功労者・作品とともに振り返る。
ジャック・ベッケルが定めたと言っても過言ではないフレンチ・ノワール映画の愉しみ、やがてジャン=ピエール・メルヴィル&アラン・ドロンのコンビとともに到来するクールな魅惑、そしていま、新たなポラール映画がフランスの映画界をにぎわせる。
その核心にあるのは、つねに、いまも、『現金に手を出すな』だった──。
ギャング稼業からの引退を考えるマックスとリトン、仕組んだ最後の仕事ヤマでまんまと5000万フランの金塊強奪に成功するが、やがて小さな綻びからふたりの悪事が麻薬組織の若いボスに知られてしまう。そして起こる仁義なきヤクザな抗争……。これぞフレンチ・ノワール、これぞギャバン、これぞベッケル!!
会場:
日仏会館ホール - Webサイト
日仏会館1階ホール専用エントランスより入館
定員 120名
日仏会館へは、アクセスマップをご参照ください。