日 時:2013年10月30日(水) 18:00 (17:30開場)
場 所:日仏会館ホール(恵比寿駅より徒歩10分) 定員: 120名
*日仏会館のウェブサイトのトップページの「イベント参加登録」からアカウントを作成し、事前申し込みをお願いいたします。インターネットを利用していない方は電話(☎03-5424-1141)にて参加登録をお願いいたします。
主 催:公益財団法人 日仏会館/TMF 日仏メディア交流協会
協 賛:アイ・ヴィー・シー/エモア
参加費:主催団体の会員無料(非会員:講演・懇親会費用として、一般1000円、学生500円)
18:00 開 会
18:05-19:40 DVD上映 『オルフェ』(Orphée)
1949 / France / 95min. / noir et blanc / 日本語字幕付
監督・脚本:ジャン・コクトー/撮影:ニコラ・エイエ/音楽:ジョルジュ・オーリック/美術:ジャン・ドボンヌ/編集:ジャクリーヌ・サドゥール
出演:ジャン・マレー、マリア・カザレス、フランソワ・ペリエ、エドゥアール・デルミ
19:45-20:15 講 演(杉原賢彦)+ Q & A(会場より)
20:20-21:00 懇親会
作品紹介
ジャン・コクトーが亡くなって、今年は50年。その世界は、詩、戯曲、小説、そして映画と、さまざまな分野にわたって、いまも私たちを魅了し続けている。
洒脱で軽やかで超然として、しかももっともフランス的で……。
コクトーがその魔法の手で触れるや、すべてはいままで見せたことがなかったような光彩を帯び、それまで知られていた意味は効力を失い、詩的な輝きのなかで新たな実在を得る。
とりわけ、コクトーが手がけた映画──『詩人の血』『美女と野獣』『オルフェ』──などにおいて、それまで誰も手がけたことがなかった映像の魅惑をあふれさせた。
では、その後、コクトーを継承した者はいたのだろうか? “オルフェ” の弟子として、映像の魔力に取り憑かれ、そしてそのなかで高雅な戯れに身を投じた者は──?
コクトーの代表作であり、ギリシャ神話を現在によみがえらせた名作『オルフェ』を見ながら、コクトー映画の魅力と、コクトーの映像世界から大きな影響を受けた映画人をたどり、“オルフェ”の弟子たちに迫ってみたい。