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日仏メディア交流協会
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活動内容
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10/4(月)【映像と講演】名作『禁じられた遊び』の謎
(2010年10月04日)

日仏会館と日仏メディア交流協会の共催により、下記のとおり映像の上映と講演会を開催いたします。

■開催日時:  2010年10月4日(月)18時(17時30分開場)
■場所:     日仏会館ホール(恵比寿駅徒歩10分)
■参加費:    1,000円(学生500円、日仏会館会員・日仏メディア交流協会会員無料)
■定員:     当日先着120名

<タイムテーブル>
18:00   開会
18:10-19:36 DVD上映「禁じられた遊び ―Jeux interdits」
     1952年制作 ルネ・クレマン監督作品(モノクロ)日本語字幕つき
     脚本:ジャン・オーランシュ、ピエール・ボスト、フランソワ・ボワイエ
     音楽:ナルシソ・イエペス(ギター名曲)
19:45-20:20 講演 萩野 弘巳 氏 と討論(一般参加者)
20:30-21:00 懇親会

作品紹介
 「禁じられた遊び」の謎:この作品は自国カンヌの映画祭で上映を拒否されたが、ヴェネチアでは「金獅子賞」を得たのを始め、アカデミー最優秀外国語映画賞」など、世界的な称賛を得た。自国フランスでの不評は何故か。クレマンは既に「鉄路の戦い」「海の牙」等で名声が確立し、その後も「太陽がいっぱい」など名画をつくり続けたのだが。
 この映画の主役は五才の、ドイツ軍の空襲で突然孤児になった少女を演じるブリジット ・フォセー、彼女の世話をしているうちにその“恋人”となる十一才の少年ポール・ベルトランが迫真の演技を見せる。ブリジットは本当に可愛いのだが、その甘えやわがままは大人の女性のもの。またポールは素直で働き者の賢い少年だが、心から孤児の少女に同情して、父や姉、司祭たちも裏切って少女の味方になる。彼らは一般の大人以上の個性を発揮する。その純粋さは心をうつ。対照的に村人たちや司祭はカリカチュア化されている。これらの豊かな問題性を、講演というより討論として話を盛り上げたい。



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