3月1日(月) 日仏会館ホール 18時30分〜20時
2006年、フランスニースでミシュランガイドブックの1つ星を若干28歳で獲得するという栄誉に輝いた松嶋啓介シェフ。
1990年代の半ば、彼が料理学校を卒業して修行に入ったのは、酒井一之シェフが料理長を務める渋谷の「ヴァンセーヌ」でした。
「ヴァンセーヌ」において、料理長と若いスタッフの関係にあったお二人。師弟であり、35歳の年齢差はあるものの、お二人に共通するのは、フランスを修行の場とするだけではなく、「フランス人に認められなければ日本での活躍の場は無い」という強い気持ちとともに、料理の腕を磨く場としたことでした。
日本におけるフランス料理の変遷を語る上で、欠かす事のできない、酒井一之シェフ、松嶋啓介シェフのお二人の対談を通して、両者が実体験したフランスの“テロワール”の考え方について、
また、日仏両国それぞれの地産地消・旬菜旬消の広がりと取り組み状況について、大変興味深いお話を伺うことができました。
対談には、TMF会員のみならず、パリクラブ、メディアで活躍されるジャーナリストの方々など約115名のご参加をいただき、盛況のうちに終了いたしました。ご参加をいただきました皆様、ありがとうございました。
なお、松嶋啓介シェフが経営する、ニースの「KEISUIKE MATSUSHIMA」は、近日発表されたミシュランブックで1つ星が確定し、5年連続の受賞となられました。
おめでとうございます。今後のますますのご活躍を期待しております。