■開催日：2023年2月10日（火）18:30~21:00
■場所：日仏会館 ホール
■定員：70名
■参加費：TMF会員は無料。一般1,000円、学生500円
■主催：（公財）日仏会館、TMF日仏メディア交流協会
■協力：ハピネットファントム・スタジオ
本イベントは作品上映と講演で構成されています。
■講師：杉原賢彦（映画批評、目白大学）
■司会：渡辺真美（日仏会館 副理事長）
■上映作品：『ムード・インディゴ』（原題 "L’Ecume des jours"）
2013年製作／130分／フランス／日本語字幕
出演：ロマン・デュリス、オドレイ・トトゥ、ガッド・エルマレ、オマール・シー、他
監督：ミシェル・ゴンドリー
脚本：ミシェル・ゴンドリー、リュック・ボッシ
映画は、技術の進歩と無縁ではいられません。写真技術の発明以来、19世紀をかけてシネマトグラフの誕生へ。その流れのなかで進化と揺り戻しを繰り返しながら、映画は自らの技術（アート）を磨いてきました。単に進み続けるだけではない、後戻りのおもしろさ、それがこの映画『ムード・インディゴ』にはあるように思われます。フランスの映画史をたどっていったときにもまた、同じ要素をもった作品に出合うことがあります。こうした出合いと、原作者ボリス・ヴィアンその人についても、じっくり味わってみたいと思います。
