2019 年2 月21 日(木)
【映像と講演】
2019 年2 月21 日(木)
映画と文学 III
『田舎司祭の日記』
ロベール・ブレッソンと映像による翻案
le cinéma et la littérature française III
« Journal d'un curé de campagne »
Robert Bresson et l'adaptation cinématique
1950 / France / 115 min. / noir et blanc / 日本語字幕付
【開催日時】2019 年2 月21 日(木) 18:30 (18:00 開場)
【場 所】日仏会館ホール(恵比寿駅より徒歩10分) 定員: 120名
【主 催】公益財団法人 日仏会館/TMF 日仏メディア交流協会
【協 力】ジュネス企画
【参加費】主催団体の会員無料(非会員: 講演参加費として、一般1000円、学生500円)
『田舎司祭の日記』
1950 / France / 115 min. / noir et blanc / 日本語字幕付
監督・脚本:ロベール・ブレッソン/原作:ジョルジュ・ベルナノス/撮影:レオンス・
アンリ= ビュレル/音楽:ジャン= ジャック・グリュネンヴァルト
出演:クロード・レデュ、アドリアン・ボレル、ニコール・ラドミラル
【プログラム】
18:30 開 会
18:35 〜 20:30 DVD 上映 『田舎司祭の日記』(Journal d'un curé de campagne)
20:35 〜21:00 解説・講演(三浦哲哉/映画批評・青山学院大学准教授)
*懇親会はありません。
【作品紹介】
フランス北部の小さな村に若い司祭が赴任してくる。清貧のうちに生きる彼に対し、村人たちはその存在を受け入れようとはせず、それどころか司祭も信仰すらも蔑ろにするありさま。
やがて司祭は胃を患い吐血する……。
司祭が綴る日記によって物語が進行するなか、ベルナノスの原作が内包していたものを、ブレッソンはいかに映画へと脚色したのか?
映画批評家アンドレ・バザンは『映画とは何か』のなかで本作に臨んだブレッソンに触れ、「他人の作品の剽窃(……)で満足するのではなしに、原作の優位をあらかじめ認めたうえで、それをスクリーンの上にほぼ同一の形で転写しようとする」と記している。この言葉から見えてくる映画と文学の関係を、気鋭の映画批評家として知られ、同時に青山学院大学で教鞭を執る三浦哲哉氏とともに、たどり直してみたいと思う──。
【お申し込み】
日仏会館のウェブサイトから事前登録をお願いいたします。
https://www.mfjtokyo.or.jp/events/concert/20190221.html
【お問い合せ先】
日仏メディア交流協会 事務局
TEL:03‐5410-2654
E-mail:info@tmf.cc