2017 年7 月3 日(月)
【映像と講演】
2017 年7 月3 日(月)
フレンチ・ミステリーへのプレリュード
『アンナ・オズ』
prélude au roman policier
"Anna Oz"
【開催日時】2017 年7 月3 日(月) 18:00 (17:30 開場)
【場 所】日仏会館ホール(恵比寿駅より徒歩10分) 定員: 120名
【主 催】公益財団法人 日仏会館/TMF 日仏メディア交流協会
【協 賛】アイ・ヴィー・シー/エモア
【参加費】主催団体の会員無料(非会員: 講演・懇親会費用として、一般1000円、学生500円)
『アンナ・オズ』(Anna Oz)
1996 / France=Italie=Suisse / 98 min. / couleur / 日本語字幕付
監督:エリック・ロシャン/脚本:ジェラール・ブラシュ、エリック・ロシャン/
撮影:ピエール・ロム/音楽:スティーヴ・チュレ/製作:アラン・ロッカ
出演:シャルロット・ゲンスブール、ジェラール・ランヴァン、サミ・ブアジラ
【プログラム】
18:00 開 会
18:05 ~ 19:45 DVD 上映 『アンナ・オズ』(Anna Oz)
19:50 ~ 20:20 解説・講演
20:20 ~ 21:00 懇親会
【作品紹介】
ふたたび、流行の兆しを見せ始めたフレンチ・ミステリー。1970 年代に隆盛を誇り、80 年代にはやや姿を変えつつも、そこにしか見いだすことができない情趣が、フランス製ミステリーを彩ってきた。エリック・ロシャンによる本作『アンナ・オズ』もまた、そうした伝統に連なる1 編だ。
ヴェネツィア、運河が広がる街の美術館で、アンナは男が名画を盗み出すところを目撃してしまう。やがてそれは夢なかでの出来事で、実際にアンナがいるのはパリのアパルトマンだったことが判明する。ところが夢の世界が次第にアンナの現実を侵蝕し始め、ふたつの世界が奇妙に重なり合いながら、アンナを不可思議な犯罪の世界へと誘い込んでいってしまう……。
『愛さずにいられない』(1989)や『哀しみのスパイ』(1994)などで知られるエリック・ロシャンは、細やかで心憎い演出が注目される監督。まるで夢の世界そのもののなかに入り込み、幻想的なムードのなかにのみ込まれるように揺れるヒロイン=シャルロット・ゲンスブールの儚げな存在感。初夏の夜のひととき、フレンチ・ミステリーの世界に迷い込んでみるのはいかが──?
【お問い合せ先】
日仏メディア交流協会 事務局
TEL:03‐5410-2654
E-mail:info@tmf.cc
以上