Tony GATRIF "Gaspard et Robinson"
日 時:2014年12月17日(水) 18:00 (17:30開場)
場 所:日仏会館ホール(恵比寿駅より徒歩10分) 定員: 120名
*日仏会館のウェブサイトのトップページの「イベント参加登録」からアカウントを作成し、事前申し込みをお願いいたします。インターネットを利用していない方は電話(☎03-5424-1141)にて参加登録をお願いいたします。
主 催:公益財団法人 日仏会館/TMF 日仏メディア交流協会
協 賛:アイ・ヴィー・シー/エモア
参加費:主催団体の会員無料(非会員:講演・懇親会費用として、一般1000円、学生500円)
18:00 開 会
18:05~19:40 DVD上映 『ガスパール 君と過ごした季節』(Gaspard et Robinson)
1990 / France / 93 min. / couleurs / 日本語字幕付
監督:トニー・ガトリフ/脚本:トニー・ガトリフ、マリー=エレーヌ・リュデル/
撮影:ドミニク・シャピュイ/音楽:ミシェル・ルグラン/美術:ドゥニ・メルシエ
出演:ジェラール・ダルモン、ヴァンサン・ランドン、シュザンヌ・フロン
19:45~20:15 講 演 + Q & A(会場より)
20:15~21:00 懇親会
作品紹介
南仏、プロヴァンス。いまや中年男となったガスパールとロバンソンは、それでも固い友情で結ばれた親友同士で、ふたりは海辺に食堂を開くことを目標に資金を貯め、場所を定め、準備を進めていた。そんなある日、ロバンソンは置き去りにされていた老女を連れて帰って来る。最初は拒絶していたガスパールだったが、ロバンソンの熱意に折れ、3人の奇妙な同居生活が始まる……。
ロマを主人公にした作品群(『ガッジョ・ディーロ』など)と、子どもを主人公にした作品(『モンド』など)で知られるトニー・ガトリフ監督が、ふたりの男の友情を縦軸に、そのふたりにからむさまざまな人々の人生を横軸に描いた、どこか懐かしさを漂わせた作品。社会的弱者に対する愛情のこもったまなざしと、生き抜くための苦難や苦闘をかたわらに見つめつつ、それらを丸ごと抱えて投げかけるガトリフ作品は、フランス映画のなかできわめてユニークなポジションを得る。
そして、ガトリフ作品の常連ともいうべきヴァンサン・ランドンに加え、名女優シュザンヌ・フロンの存在が、なんといっても本作の見どころのひとつ。
知られざるフランス映画のもうひとつの魅力を!