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活動内容
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5/23(水)【映像と講演】(日仏会館・TMF共催)字幕翻訳家 山崎剛太郎氏とともに見る『モンパルナスの灯』
(2012年05月23日)

日仏会館と日仏メディア交流協会の共催により、下記のとおり映像の上映と講演会を開催いたします。
■日時 : 5月23日(水)
          18時00分〜20時30分(17時30分開場)
          20時30分〜21時00分 懇親会

■場所 : 日仏会館ホール (日仏会館1階)
       住所/東京都渋谷区恵比寿3-9-25 恵比寿駅徒歩10分 

 

■司会 :  杉原 賢彦氏 (映画批評・慶應義塾大学 講師)
■講演 :  山崎 剛太郎氏

■主催 :  公益財団法人 日仏会館・TMF 日仏メディア交流協会

■協賛 :  アイ・ヴィー・シー/エモア

■会費 :  日仏会館・TMF会員 無料
        非会員 1,000円 (学生500円)

■定員 :  120名

〈作品紹介〉
 ベル・エポックが終わろうとする時代のパリ、モンパルナス。肺結核を病む画家のアメデオ・モジリアニは、不遇をかこつ毎日を過ごすなか、絵を学ぶひとりの少女と出逢った。彼女の名はジャンヌ。たちまち燃えるような恋に落ちたふたりだったが、ジャンヌの父親がふたりを引き裂いた。モジリアニのよき理解者だった画商のズボロフスキーは、懊悩する彼を南仏へと気分転換に送り出す。やがて父のもとを去ったジャンヌも合流し、つかの間の平穏が訪れた。だが、ふたりの幸福な時間が長く続くことはなかった……。
 夭折した画家モジリアニの最期の日々を描いたジャック・ベッケル監督作。この映画の1年後、まさにモジリアニのように若くして亡くなったジェラール・フィリップの面影が重なる作品でもある。
 モジリアニと激しい恋に落ちるジャンヌ・エビュテルヌを演じるアヌーク・エメ(ふたりはこの前年『奥様ご用心』で共演)の清楚な美しさに加えて、モジリアニの才能を冷徹に見抜き、その作品を買い占める画商モレルを演じるリノ・ヴァンチュラのすさまじいまでの存在感もまた印象深い。
 字幕翻訳家として活躍され、『モンパルナスの灯 モジリアニ物語』(講談社文庫)の翻訳もある山崎剛太郎氏による講演とともに、名作を再び──。

〈講演者〉
山崎剛太郎(やまさき こうたろう)
1917年、福岡県に生まれる。早稲田大学在学中より、加藤周一、中村真一郎、福永武彦らとともにマチネ・ポエティクの同人として活躍。外務省勤務を経て映画会社、東和(現・東宝東和)に入社し、『大いなる幻影』『ゲームの規則』をはじめとして700本以上の映画の字幕を手がける。著書に『薔薇物語』(雪花社)、『夏の遺言』(水声社)、『一秒四文字の決断 セリフから覗くフランス映画』(春秋社)、訳書に『モンパルナスの灯 モジリアニ物語』(講談社文庫)、『映画よ夢の貴公子よ 回想のジェラール・フィリップ』(早川書房)など。



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